2006年11月16日、17日にIDG社主催でブログやSNSのビジネス利用に関するカンファレンス、Business Blog & SNS Worldが開催される予定です。
10月10日に主催者の方3名にインタビューをさせて頂きました。
なお、iUGはメディアスポンサーとしてBusiness Blog & SNS Worldを後援いたします。
-IDGさんはこれまでどのようなカンファレンスを開催していますか?
IDG伊藤さん |
GridWorld、LinuxWorldなどを開催しています。
最近はシステム担当者、開発者向けのイベントが多いのですが、「Search Engine Strategies Conference & Expo」のようなWebマーケティングに関するカンファレンスも主催しています。
-このカンファレンスを企画したきっかけは何ですか?
イベントを主催する側として、イベント参加者の皆様にタイムリーに情報を伝える仕組みとして、以前から個人的にブログに注目していました。
私(富山さん)はIDGに2年前に入社したのですが、入社当時からビジネスブログに関するカンファレンスを企画したいと考えていました。
当時は社内ブログを初め、ブログのビジネス利用について注目が集まり始めていたのですが、カンファレンスを開催するには時期尚早でした。
昨年暮れぐらいから、急速なビジネスブログやビジネスSNSの市場の盛り上がりを感じました。ブログやSNSに関するビジネスカンファレンスを開催するよいタイミングだと考えました。
-来場者としてどのような層を想定していますか?
IDG富山さん |
これまではシステム部門の方の比率が高いイベントが多かったのですが、今回の「Business Blog & SNS World」では、システム部門、ユーザー部門、経営企画部門、マーケティング・広報部門など、さまざまな部門の方が均等な比率でご来場いただけるのではないかと思っています。
マーケティング関連の雑誌へカンファレンス開催の広告を出すなど、来場者層を広げるような試みを積極的に行っています。
-イベントの来場予定者はどれくらいを見込んでいますか?
従来の弊社のカンファレンスでは、2日間の開催で来場者数は約2000人程度が目安でした。今回はその1.5倍の3000人の来場を見込んでいます。
先日、カンファレンスの事前参加登録の受付を開始しましたが、現在の登録状況をみると目標を達成できそうです。
-開催前にカンファレンス情報をブログで発信しています。これまでにこのような試みを行ったことはありますか?
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IDG今井さん |
初めての試みです。これまで、出展社様のプレスリリースの紹介を載せるホームページはありましたが、出展社様からの寄稿を掲載したりイベント準備段階の様子を伝えるようなブログはありませんでした。
ブログはイベント終了移行も継続させて、来年のイベントにつなげたいと考えています。
また、従来は紙ベースの招待状を郵送していましたが、今回はイベントの性質上、Webを使ったコミュニケーションを中心にしたいと思っています。
-今回のカンファレンスの見所を教えてください。
一つ目は、ユーザー事例に力点を置いたセミナーです。今回、ベンダーの方もセミナー講師としてお招きしていますが、ユーザー事例を中心にお話しいただくよう、お願いしています。
二つ目は、出展会場を併設している点です。一日で様々なベンダーさんのサービスや製品をご覧頂くことができます。
もう一つは、セミナーやパネルディスカッションの講師として、ビジネスブログ界の著名人を多数お呼びしています。まだ交渉中の方もいますので、具体的なお名前は挙げられませんが、普段なかなかお話をきけないような方に講師として参加頂く予定です。
iUG佐々木/小林 |
最近、ビジネスブログが「炎上」する事件が見受けられます。ビジネスブログに関心をもちつつも、トラブルを懸念されている方も多いようです。今回は弁護士の先生をセミナー講師としてお招きし、ビジネスブログに関する法的なリスクを如何に回避するか、お話しいただく予定です。
また、業務改革の専門家をお呼びし、ブログ・SNSによるホワイトカラーの生産性向上についてお話いただきます。
-第二回も予定していますか?
来年、第二回目のBusiness Blog & SNS Worldを開催する予定です。
丹野瑞紀(たんの みずき) ベンチャー企業ではたらく男のブログ |
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